| 日本で生まれた初めてのSAGE。
TXL(テクニカルイクストリームライト)新発売。
ジェネレーション5テクノロジーの採用で、キャスティング精度に狂いが無く、ラインの処理を難なくコントロールしてくれるXLTは、紛れも無く日本の渓流が生んだSAGEです。
TXL(テクニカル・イクストリーム・ライト)は事実上SAGEが初めて、日本の渓流というフィールドを意識して立ち上げたシリーズです。(右の写真はテストのために'04夏来日したジェリー・シム氏。長野の渓流にて。)
今までライトラインのシリーズであったSLT3pcや、その一世代前のSPLと大きく異なるところは、このふたつのシリーズの開発のバックボーンになっていたのは、アメリカのスプリングクリークであったと言うことです。
これに対し、TXLのアクション、ラインウェイト、ロッドレングスはすべて日本の渓流で生まれ育ったと言っても過言ではありません。
具体的には、SLTが長いラインのピックアップ性能や15m付近のプレゼンテーションコントロール性などを重視していたのに対し、TXLは日本の渓流で最も使われる、5mから10m付近へのキャスティングコントロール、そしてプレゼンテーション後のライン操作を徹底的に追及したアクションに仕上がっています。
シャフトは、Xi2で高い評価を受けたジェネレーション5と呼ばれる製造方法で、今までのようにグラファイトシートをマンドレルに巻きつける方法ではなく、短冊状に切ったグラファイトシートを貼り付けていく手法で作られております。シートをテーパーのかかったマンドレルに巻きつけますと垂直であったはずのアクションファイバーはスパイラル状になるわけで、本来そのマテリアル(TXLはGra3e)がもっていた弾性が何%か削減されてしまうわけです(この削減はテーパーが強ければ強いほど大きくなります)。 しかし、短冊状にしてアクションファイバーの垂直を保ったままのシートを貼り付けていくこの手法では、100%マテリアルの持つ性能を生かすことが出来ると言うわけです。
今年の春から何度も試作の繰り返しを見てきましたが、ジェネレーション5を用いるようになってから(はじめのプロトは従来の手法でした)驚くほどの出来栄えとなりました。
ブランクのテーパーはSLTの3ピースモデルよりもスローなテーパーですが低番手に良くありがちの捩れや反発後の余分な振動がほとんど抑えられ復元のスピードや方向性は驚くほど精度の高いものになっています。
日本で開発されたものは00番(0番の半分の重さ)から0,1,2,3,4番まで全てロッドレングスは7'10"です。
7'10"と言うロッドレングスは、精度の高いプレゼンテーションに不可欠なロッドティップの直線的なパス(移動軌跡)に狂いが無いこと(これはロッドの全長に正比例しますから短いほうが有利です)。
水面に置かれたラインの処理を難なくコントロールしてくれる最適な長さであること(これは全長が長いほうが断然有利です)。この二つの問題点を解決できる長さが8'弱ではないだろうか?と言う結論からこの長さとなりました。
TXLはSAGEのロッドつくりのコアコンセプトとなっている"フライを指先でつまんでポイントに落とすような・・・"まさにそんなプレゼンテーションが出来るロッドに仕上がりました。 |