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04/早春

今年の春は、天候が僕の釣行をピンスポットなタイミングで見事に崩れたから、恒例の蒲田川通いもほどほどだった。
写真は吹雪がやんだ一瞬の晴れ間、コーヒーでつかの間を楽しむY.S.さん。

近頃スペイキャストが楽しくてしかたがない。
まだまだ思うように投げられないが一応元気のいい綺麗な虹鱒がフライをくわえてくれた。
下の 写真は隣りで嫌味なほど華麗なキャストを繰り返すH.O.。

晩春

最近綺麗な魚体のアマゴが随分少なくなっている。
以前からすばらしいアマゴが釣れるお気に入りの里川でもパーフェクトな魚体は希少になってしまった。
たまたま釣れるとしばらく見惚れてしまう。

初夏

うれしいことにブナやダケカンバが茂る森がまだまだある。
森の中に流れる渓流のイワナも原種に近いらしい。しかし近い将来禁漁になるといううわさもチラホラと聞くようになった。乱獲が多く仕方が無いことなんだろうけど、そんな川こそC&Rで守って行きたいと思う。

盛夏

台風の合間、遠州灘に船を出すと、今年はいたるところでカタクチイワシのベイトボールが見られた。
本来天竜川の河口はトラフが岸際に迫り、回遊魚にとって最高に条件がそろった海域だ。
さらに今年は黒潮が蛇行をして、近いときには沖合い3海里付近に迫ったものだから、沖の潮目は大変な騒ぎになっていた。カジキは姿を見せるは50キロ前後のキハダマグロがボイルするは…ここはほんとに日本??
フライをくわえるシイラも例年より数段大きく、オキザワラまでよくフライを追った。

晩夏

結局夏以降も毎週悪天候に見舞われた。
例年ならこの時期何度も足を運ぶ源流にもたった一度しか行くことが出来なかった。
それでもその日はなかなかいいサイズのイワナが何匹か遊んでくれた。
今年はあちこちの山でツキノワグマがとんでもない食糧難に見舞われているようだ。
ブナの古木が多いこの森に住むクマたちのことがとても心配だ。

去年に続きニューカレドニアに行った。
やはり天候に恵まれず台風22号に見送られ行きの飛行機はキャンセルになった。
何とかたどり着いたPoingam周辺も低い雲に覆われとんでもない風が吹きまくっていた。
フィリップ・リロークスは僕らの顔を見るたびに「日本からハリケーンをつれてきただろ?」と何度もいう。
海が荒れた日、釣りはいまいち盛り上がらないがフランス人に囲まれたアフターフィッシングは食事と酒とペタンで大変な盛り上がりを見せた。

カナックの人々は陽気でフレンドリー。

それでも少し天気が回復すると"天国に一番近い…"の片鱗を見せた。
しかし僕にとってのトロフィーボーンフィッシュもUZが釣った見事なゴールデン・トレバリーも、Meチャンが1時間30分にわたって格闘した28LBのジャイアント・トレバリーに全部話題を持っていかれた。

晩秋

ひさしぶりに保古の湖に行ってみた。
標高900mに位置する保古の湖は周囲7キロの農業用水用の人造湖で大正時代に作られたという。長い時間が経っているから湖は周囲の自然に溶け込んでいて、特にこの紅葉の季節はなかなかの景観が味わえる。。
湖面には多くの羽アリが見られ、限りなく自然に近い状態の虹鱒が、ドライフライのFFを楽しませてくれた。

ここ数年、渓流のオフが佳境?を迎えるころ僕の周辺があわただしくなる。
紀北の数え切れないほどの入り江や漁港をめぐってフライロッド片手に右往左往。フライで釣れる魚種も数え切れない・・・ギンガメ・ロウニン・カイワリ(のメッキサイズ)マル・ヒラ・ホシスズキ(のセイゴサイズ)ボラ・コトヒキ・ヒラメ・イケガツオ(クィーンフィッシュ)・カマス・オニカマス(バラクーダ)・ダイミョウサギ・・・いろいろな魚の顔を見ているだけで自然と顔がほころぶ。
土地の食にありつけるのもなんといっても嬉しい!

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